『美術の窓』に掲載〜伊藤昌先生の記事と【墨美神®︎展】
美術の窓4月号
『樋口鳳香・墨美神展』掲載に於いて、関係各位に深く感謝申し上げます。
美術の窓には毎回、島尾新さんの『墨縁談議』という
水墨画についての連載がされています。
今回、4月号は #伊藤昌 先生が取り上げられていました。
伊藤昌先生は、私の所属する現代水墨画協会主催『現水展』に
招待作家として出展していただいたりお世話になっている先生です
先生は墨の匠で、探求者、研究者とも言えるかもしれません。
記事の内容は墨を扱ったことのない人には、ちょっと難しいかもしれません。
墨、水、礬水、膠液、それらが動いていく過程に於いて、
「作家の意識した世界を超えてゆく時がある」
という濃く深い内容になっています
たいへん興味深いお話なので、ぜひ読んでみてください
『風の記憶』(F6)
樋口鳳香の墨美神は、とても薄い生の和紙に描きます。
記事に出てきたように濃墨の滲みを表現すると、
白い下敷きに描いた墨の名残が残るほどです
薄い紙だと墨は奥に滲むのでなく、横に向かって広がっていってくれるので、
計算された構図ゆえに綺麗に仕上がりがちな墨美神に、
想像しない滲みのニュアンスを加味してくれます
今年の墨美神®︎展も、前年に続いて北陸、越前の麻紙を多く使いました。
ぜひ、画面を流れる空気、生の和紙の呼吸を残す余白とも対話していただけたら
ありがたく存じます。
【樋口鳳香・墨美神®︎展】
会場:銀座画廊 美の起原
(銀座8丁目4-2 高木屋ビル 1F)
会期:2025.3/28(金)~4/3(木)・日曜休廊
12:00~18:30(最終日16:00閉場)
Solo exhibition [Hoca Higuchi SUMIBISHIN®︎]
Friday, March 28th - Thursday, April 3rd
12:00 - 18:30 (until 16:00 on the last day)
Venue: Ginza Gallery The Origin of Art (8-4-2 Ginza, Chuo-ku)
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